WordPressでマルチサイト機能を利用する

WordPress3.0以降、サーバーにインストールされた1つのWordPressで、複数のサイトを運営・管理することが出来るようになりました。

今日は、WordPressのマルチサイト機能の設定方法を説明したいと思います。併せて、レンタルサーバに簡単インストールがついていないときのために、レンタルサーバへのインストールの方法も説明したいと思います。尚、インストールする前に、ご自身のレンタルサーバで以下の条件に当てはまるかどうかご確認ください。

  • PHPのバージョンは4.3以上
  • MySQLのバージョンは4.1.2以上

ただし、今後リリースされるWordPress3.2では、PHPバージョン5.2以上、MySQLバージョン5.0.15以上が必要となりますので、新規にレンタルサーバを借りるときは、最低この条件を満たすレンタルサーバを探した方がいいと思います。

WordPressをダウンロードする

http://ja.wordpress.org/

WordPress日本語版のサイトの右側にある赤いボタンをクリックして、最新版をダウンロードします。

wp-config.phpファイルを作成する

ダウンロードしたZipファイルを解凍します。解凍してできたWordPressフォルダの『wp-config.sample.php』をコピーして、ファイル名を『wp-config.php』に変更します。変更したら、『wp-config.php』を開き、ご自身のレンタルサーバのMySQL情報(データベース名、ユーザー名、パスワード、ホスト名)を入力します。

認証用ユニークキーを入力する

セキュリティを強化するための認証用ユニークキーを入力します。

https://api.wordpress.org/secret-key/1.1/salt/(WordPress.orgの秘密鍵サービス)にアクセスして、自動生成された文字列をコピーして『wp-config.php』ファイルの50~57行目を上書きします。編集が終わったら上書き保存します。

FFFTPによるアップロード

アップロード方法は、FFFTPによるアップロードの方法と、私がいつも使っているDreamweaverによるアップロードの方法を説明します。

まず最初にFFFTPによるアップロードを説明します。FFFTPは既にインストールされているものとして、解説します。FFFTPを起動したら、接続→接続とクリックします。

ホスト一覧ダイアログで『新規ホスト』をクリックします。

ホストの設定名(任意)、ホスト名(すでに作成済みのサブドメイン名)を入力します。レンタルサーバのデータベースサーバへアクセスするためのユーザ名とパスワードを入力します。ローカルの初期フォルダは、WordPressをダウンロードして、展開したフォルダを指定します。『OK』ボタンをクリックし、ホスト一覧の『接続』をクリックすると、レンタルサーバに接続します。

左側がローカルフォルダ側、右側がレンタルサーバー側となっています。画像では、既にレンタルサーバ側にフォルダとファイルがアップロードされていますが、アップロード前なら右側にはほとんどほとんどファイルはないはずです。もし、index.htmlのファイルがあったら、アップロード前に削除しておいてください。『index.html』ファイルは『index.php』よりも優先されますので、WordPressのトップページが表示されない可能性があります。もし削除するのが不安なら、別名で保存しておくことをおすすめします。

メニューから『表示』→『全選択/解除』をクリックすると、全ファイルが選択されますので、『アップロード』アイコンをクリックすれば、アップロードが始まります。

Dreamweaverによるアップロード

Dreamweaverを起動したら、『サイト』→『新規サイト』とクリックします。サイト定義のダイアログで左メニューからサイトをクリックし、サイト名(任意)を入力します。ローカルサイトフォルダには、WordPressをダウンロードし、展開したフォルダを指定します。

左メニューの『サーバー』をクリックし、『+』をクリックします。

サーバー名(任意)を入力します。使用する接続はFTPを選択し、FTPアドレスを入力します。レンタルサーバのユーザー名とパスワードを入力して、テストをクリックします。正しく接続されたら、ルートディレクトリとWeb URLを入力し、『保存』ボタンをクリックします。

リモートとテストの両方にチェックを入れ、保存をクリックします。

Dreamweaverの初期画面に戻り、ファイルの『展開してローカルおよびリモートサイトを表示』アイコンをクリックします。

左側がレンタルサーバ側、右側がローカルフォルダ側です。もし、レンタルサーバのフォルダが表示されていなかったら、『接続/切断』アイコンをクリックしてください。『ファイルをPUTする』アイコンをクリックすれば、アップロードが始まります。

マルチサイト機能を有効化する

通常のインストールは、このままブラウザからhttp://自身のドメイン名/wp-admin/を開き、必要事項を入力後、『WordPressをインストール』ボタンをクリックすれば、OKですが、マルチサイト機能を有効化するためには『wp-config.php』ファイルの『/*編集が必要なのはここまでです。・・・・・・・』の箇所の前に、

define('WP_ALLOW_MULTISITE',true);

を1行挿入します。『wp-config.php』ファイルを更新後、サーバーに再度アップロードします。

WordPressをインストールする

それでは、ブラウザで『http://winroad.info(自身のドメイン名)/wp-admin/』を開き、WordPressをインストールしましょう。

『成功しました』の表示が出たら、ログインをクリックします。

さきほど入力したユーザー名とパスワードを入力します。

管理画面から設定する

インストールが成功し、ログインしたら、『ツール』→『ネットワーク』を開きます。

ネットワーク内のサイトアドレスを『サブドメイン』か『サブディレクトリ』のどちらにするか選択します。尚、ここは後で変更できませんので、『サブドメイン』にする場合は、レンタルサーバでサブドメインが利用できるのかどうか確認してください。ネットワークのタイトルと管理者のメールアドレスを記入したら、インストールをクリックします。

FTPソフト(FFFTP、Dreamweaver)でwp-contentを開き、『blogs.dir』というフォルダを作成し、属性の変更をします。とりあえずDreamweaverで変更の仕方を説明します。『リモートサーバー』側に作成した、『blogs.dir』を右クリックし、『権限の設定』をクリックします。

作成した『blogs.dir』の属性を『707』に変更し、書き込みを可能にします。

次に、『ネットワークを有効化中』の『2.』に表示されているコードをコピーし、

『wp-config.php』の先程挿入したコードの下にペーストします。

次に『.htaccess』ファイルを編集します。尚、『.htaccess』ファイルがない場合は作成します。Dreamweaverで『.htaccess』ファイルの作成から説明します。

『ファイル』→『新規』→『その他』→『テキスト』とクリックし、『作成』ボタンをクリックします。

新しいテキストが作成されたら、『ファイル』→『新規保存』をクリックし、ファイル名を『.htaccess』、ファイルの種類を『すべてのファイル』にして、『wordpress』フォルダの直下に保存します。

いったん保存した、『.htaccess』フォルダに『ネットワーク有効化中』の『3.』に表示されているコードをコピーし、

『.htaccess』にペーストします。

変更した『wp-config.php』と『.htaccess』ファイルをレンタルサーバにアップロードしたら、『ネットワークを有効化中』の下部にある『ログイン』ボタンをクリックして、管理画面にログインし直します。

『サイトネットワーク管理者』と表示されていれば、マルチサイト機能のインストールは完了です。

以上、WordPressのマルチサイト機能のインストール方法をご紹介いたしました。

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