さくらのVPSでサーバー構築(2)

今日は、急激にシェアを伸ばして、Apacheを脅かす存在に成長したWebサーバーのNginxをインストールしたいと思います。

リポジトリの追加

Nginxをインストールする前に、EpelとRPMForgeリポジトリを追加しておきます。

Server World様の『リポジトリを追加する』を参照して、追加してください。

Nginxのインストール

EPELからNginxをインストールします。インストールされたnginxのバージョンは、1.6.3でした。

yum --enablerepo=epel -y install nginx

インストールしたら、Nginxを起動及び自動起動設定をします。

systemctl start nginx
systemctl enable nginx

Nginxの起動確認

ブラウザから、さくらVPSのIPアドレスを入力して下記のように表示されたら、Nginxは起動しています。

2015-11-12 13-48-37

Nginx1.9のインストール

Nginxの最新版は、1.9です。Nginx1.9をインストールするには、下記のサイトをご参照ください。

CentOS7にNginx1.9をインストールする方法

上記サイトの方法でインストールすると、Nginx1.9.7がインストールされます。

尚、Nginx1.9のデフォルトページは、下記のように表示されます。

2015-11-21 16-34-06

ドメインの関連付け

次に、さくらVPSのIPアドレスと取得しているドメインの関連づけをします。

つまり、ブラウザにIPアドレスではなく、ドメイン名(たとえば、winroad.org)でアクセスしても、Nginxのテストページが表示されるように設定したいと思います。

スタードメインで設定

今回スタードメインで新しいドメインを取得しましたので、スタードメインで説明します。他のレジストラ(ドメイン登録業者)でも特に変わりは無いと思います。

  1. スタードメインのトップ画面から、関連づけたいドメインのドメイン関連ツールをクリックします。
    2015-11-12 14-05-06
  2. DNSレコード編集をクリックします。
    2015-11-12 14-06-45
  3. レコード追加をクリックして、ホスト名は空白、タイプはA、コンテンツには、さくらVPSのIPアドレスを入力して、確認画面をクリックします。
    2015-11-12 14-10-31
  4. 確定するをクリックすると、完了です。
    2015-11-12 14-14-10
  5. これで、ドメイン名を入力しても、Nginxのデフォルトページが表示されれば、OKです。
    2015-11-12 14-54-07

さくらインターネットで設定

一応念のために、さくらでドメインを管理している場合も、簡単に記述しておきます。

  1. さくらインターネットのホームページから、右上の会員メニューログインをクリックします。
  2. 会員IDのパスワードを入力して、ログインボタンをクリックすれば、会員サイトへ移動しますので、契約情報をクリックします。
  3. 契約ドメインの確認をクリックします。
  4. 右下にあるドメインメニューボタンをクリックします。
  5. 関連づけたいドメインのゾーン編集ボタンをクリックします。
  6. 変更ボタンをクリックします。
  7. エントリ名は、空白、値にIPアドレスを入力して、新規登録ボタンをクリックします。
    2015-11-12 14-27-36
  8. 最後に、左側にあるデータ送信をクリックすれば、完了です。※尚、反映に1時間程度かかる可能性があります。

サブドメインの作成

次に、サブドメインで、指定のディレクトリにアクセスする方法を調べてみたいと思います。

スタードメインの場合

  1. ドメイン管理ツール→DNSレコード編集→レコード追加とクリックします。
  2. ホスト名は、サブドメイン名を入力(今回は、test)、コンテンツにIPアドレスを入力して、確認画面をクリックします。
    2015-11-12 19-58-50
  3. 次のページで確定するボタンをクリックすると、サブドメインが作成されます。
  4. 作成した『test.winroad.org』ドメインを設定するために、nginx.confファイルを修正します。
    vi /etc/nginx/nginx.conf
  5. 下記の内容を追加入力したら、保存します。
    server {
      server_name  test.winroad.org;
      root /usr/share/nginx/test.winroad.org;
      }
    }
  6. 保存したら、上記で指定したディレクトリを作成し、nginxを再起動します。
    mkdir /usr/share/nginx/test.winroad.org
    systemctl restart nginx
  7. テストページを作成して、ページが表示されるかどうかを確認します。
     vi /usr/share/nginx/test.winroad.org/index.html
  8. 下記の内容を入力して保存します。
    <html>
     <body>
     <h1>Hello Enginx!!!</h1>
     <body>
     </html>
  9. ブラウザから、test.winroad.orgと入力すると下記のように表示されました。
    2015-11-13 11-01-11

さくらインターネットの場合

  1. 会員メニュートップ→契約情報→契約ドメインの確認→ドメインメニュー→ゾーン編集→変更ボタンをクリック
  2. エントリ名にサブドメイン名、種別はA、値にさくらVPSのIPアドレスと入力したら、変更ボタンをクリック
  3. 最後に、データ送信リンクをクリックすれば、サブドメインが作成されます。
  4. 以降は、スタードメインの場合と代わりませんので、上記を参考にしてください。

追加confファイルによるサブドメインの設定

上記では、デフォルトのconfファイルに直接記述しましたが、別ファイルにサブドメインの設定ファイルを作成する方法をご紹介します。こちらの方が一般的だと思います。

  1. まず、追加したいconf(設定)ファイルを/etc/nginx/conf.dディレクトリに追加します。名前は、何でも構いませんが、どのサブドメインの設定ファイルかわかる名前にしておいた方がいいと思います。※たとえば上記の例だと、test.winroad.org.confと名前を付けます。
    vi /etc/nginx/conf.d/test.winroad.org.conf
  2. 新規作成したファイルの中に最低限の情報(サーバー名とディレクトリの場所)を記述します。
    server {
      listen  80;
      server_name test.winroad.org;
      location / {
        root  /usr/share/nginx/test.winroad.org;
        index index.php index.html index.htm;
      }
    }
  3. 以降は、上記と同じなので、省略します。

本日は、以上です。次回は、PHP関連のインストールを行います。

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